2008/01/14

バンドという言葉(イメージ)はやっぱり古い

2008年がとうとうやってきた。

日常の煙も今年で5年目を迎える。ここ近年はブログを中心に書いているけれど、この日常の煙は絶対に止めないと決めているので、滞っていても継続したいと思っている。継続はいつの日か財産に変わっていくのだ。心意気も新たに迎えた2008年。今年はどうやら変革の1年。色んな変動が私を待っている。30歳になるしね。世代も代わる変革の1年。



世代といえば、2007年の年の瀬に「イカ天」の特別番組が放映されていた。平成元年から約2年間続いたアマチュアバンドが接戦を繰り広げるという超人気番組。この番組からかなりの大物たちが巣立ったらしいが、私はほとんど見たことがない。

「イカ天」は流行語大賞を取るほどの人気番組で、「バンド」という言葉のイメージをお茶の間へ浸透させた番組である。テレビって絶大なる広告塔だ。

20年の時を経て「イカ天」をあらためて見てみると、多くの人が持つ「バンド」という言葉のイメージはまさしくこの80年代~90年代初期を代表するこの番組の中に出てくるミュージシャンのイメージだと思っているらしい。髪を逆立てていたり、奇抜な格好をしていたり、たまに、BEGINのようにナチュラルテイストの人もいるけど、バンド=ハードロックもしくは、メイク系、もしくはパンクと思われてしまうのだ。

そう思う理由がある。以前、歯科で受付の仕事をしていたことがあるのだが、先生が、患者さんに「この子(私のことね)歌手なのよー」と患者さんに進めるので、見た目はわりとさっぱりしている私は大抵クラシック系の歌を唄っていると思われる。いえ、クラシックではないんですよ、バンドなんですよと説明すると、じゃあ、髪とか逆立ててるの?と話がものすごく飛躍するのだ。

歯科での話だけではない。例えば、初めて入るショップで(ファッション誌とかに紹介されてそうな今時のお店よ)ライブ用の服を探していたとする。色など少し目立つ色を選んでいると、店員さんが寄って来て、「何かお探しですか~?」いつも面倒なときはついつい適当に会話してしまうけど、たまに迷っていたりすると、ちょっと人前に立つので、と返答してしまうと大変なことに!!!すごく突っ込んだ質問を浴びせられ、適当に応えられなくなってくるので、ついつい「バンドをしていて・・・」と話し出すと、やっぱり「イカ天」のイメージで色んな奇抜なものをチョイスされてしまうのだ。イカ天世代じゃないのに、この店員さん。誤解だよ。誤解。これこれだと説明するんだけど、今時のショップの店員さんでさえ、未だにイカテンのイメージなのかとなんだかがっかり。私の説明不足もあるだろうけど、音楽に興味がないのね。基本的に。あまりに頻繁に続くので、私の中で「バンド」とい言葉を封印している。おそるべし。「イカ天」