2006/01/31

考えを止めない

寝る前の読書は毒を持っている。

「寝る」ということを前提に全てが動いてしまうので、私の場合就寝前というのはとにかく思考回路がフリーになる。あっちにいったりこっちにいったり、思考は翼を持って飛んだり跳ねたり。一箇所に定まらないのである。そんな状態で読書をしていると文章に集中する傍ら頭の端っこで別のことを考えてしまう瞬間がある。それは、単語だったり、はっとする表現だったりきっかけはさまざまであるのだけど、集中することから離れる一瞬にとんでもない発想が生まれ、これが私の創作意欲に刺激するのだ。

要するに「毒」である。

例えば、歌詞やら、将来への展望やら、リズムやら、あらゆることにその毒は発展していく。連続して発展する場合と途切れ途切れで止まってしまう場合と一瞬で産み落としてしまう場合と3種類のパターンがある。一瞬で産み落としてしまう場合の高鳴る感じはそれはそれは美しいものでなんとも例えようの無い新しい感情でいっぱいになり、満足感やら悦やらが私の中を占領するのだ。逆に、連続して発展する場合と途切れ途切れで止まってしまう場合。これはなかなかややこしい。連続の繰り返しで一向に前が見えなくなることもあるし、途切れ途切れで繋がらないときもある。こんなとき私はいつも「考えることを止めない」ようにしている。意図的に止めない。これが重要になってくる。考えることに集中すらできなくては私は何も生まれないし、選べないと思っている。それは表現の場に限らず生活の一部であってもそうだ。己に対すること、社会、情報、人と接する場でも「考えることを止めない」は活きてくる。



止めない。

考える。

続ける。

みつける。

考えをみつめる。

「考えをやめない」



自分の頭で考え、自分の心で答えを。